ヤッホー! と愉快な山仲間

第41回「蝶よ!花よ!痛いのよ!」の巻
菊花山
マイナスイオン一杯の菊花山


当日のデーター
日 時:平成15年6月24日
天 気;曇り時々晴れ
参加人数:8名
歩行時間:4時間
ウ〜ノ歩数:9432歩
スケジュール:新宿駅7:18発--高尾駅--猿橋駅8:50--御前山10:30--菊花山12:20--大月駅14:47発
八王子駅--八王子やすらぎの湯--打ち上げ--解散


高尾で中央本線普通列車に乗り換え、そろそろ笹子駅へというところで、男性陣が車中で地図を広げて騒ぎはじめた。計画していた滝子山には岩場の難所があり、夜来の雨で滑りやすく、上級者でなければ無理だというのだ。滝子山はトーサンが行きたかった1600m級の山。トーサンがいたら「大丈夫、行こう、行こう!」と、引っ張って行ってくれるのにと、皆で故人を偲ぶが「トーサンが呼んでいる」という声は出ない。紅隊長を中心に話し合った結果、馬立山に急遽変更。大月の手前、猿橋駅で下車。……というわけで、滝子山計画は滝となって流れる。 猿橋駅前で
御前岩
猿橋駅前で
9時15分、猿橋駅を出発。四方の山々は霧に包まれ、空気はマイナスイオンに満ちている。15分ほど歩いて登山口に。登りはじめるとサウナのように汗が噴き出し、みずみずしい植物群が目に染みる。ウグイスのさえずりも下界とはちがって艶やかだ。初参加の私マリアンは、大番頭ウ〜ノさんから楽しいお話をたくさん聞く。昨日のテレビの天気図でこの一帯だけ雲がかかっていなかったので、雨は降らないだろうと予想していたという。
ともかく、やっほー紅隊はラッキーだ!
御前岩の絶壁から下をのぞき込む
マリアンと千幸
約一時間歩いて分岐点(高度640m)に。ここからは下りになったかと思うと、よじ登ったり、なだらかになったりで、起伏に富む。時おり後光が差したように木々の向こうが明るく輝いたり、メルヘンチックなホタルブクロや、不思議なキノコを発見したり。美しい新妻の千幸さんは、登り方もキュートで、両手に持ったステッキをスキーのように操る。静岡は清水からかけつけた浜タンは、久々の山で、結構きつそうだ。

10時30分、730mの御前山山頂に到達。最後尾だったカズロフさんを見て、思わず「お久しぶり」と言うと、「影となり日なたとなって皆さんを支えています」とのお答え。またの名を早速「カゲロフ」と命名。御前岩に登るといきなり視界が開け、「あの山は北アルプスか? 大菩薩峠か?」などと言い合う。アゲハチョウに可憐な舞の歓迎を受け、なんとも爽快な風にひたっていると、足元が断崖になっていて息を呑む。紅隊長の陽気な替え歌も飛び出して、リフレッシュしたあとは「いざ、馬立山へ!」

登り方もキュートな千幸さん(左)と
初参加のマリアン
オカトラノオ
オカトラノオ
アゲハチョウ

ホタルブクロ シモツケの花
ホタルブクロ
シモツケ
バラエティーに富んだ道を進んでいると、はるか前方をマイペースで突き進んでいるはずのショースケさんが、「分岐点」で立ち止まって待っていた。表示は「菊花山」への下り道だけで、もう一つは、得体の知れない細い道だ。「こういう場合は、明確な道を行くのが山の常識」。ところが道はまっしぐらに下っていくばかり。なんかヘンだな、と思い始めたころ、萬調べ時宗さんの分析で「分岐点間違えたらしい」と判明。「今さら引き返すよりは、菊花山とやらに登ってしまえ」と、ちょっぴりヤケになって続行。下りが大の苦手なショースケさんは、登りとは別人のようにへっぴり腰だ。
12時20分 菊花山山頂(643m)に到着。山あり町ありのパノラマ的な景色は決して悪くないが、直射日光で熱く、異様に狭いスペースには先客のおっさん三人衆がランチを広げ寛いでいる。紅隊長が日陰をさがすが、適当な場所が見当たらない。ハチミツ・レモンとサクランボで休憩をとって、12時35分、このまま下山。大月の町並みを見下ろすと、ハング・グライダーで一ッ飛びに下りたい衝動にかられる。

これまで列の後で皆を気遣ってくれていた時宗さんとカゲロフさんが、「あ・うん」の呼吸で、帰りは前方に。それに続くさん、ウ〜ノさんの姿もいつしか見えなくなり、浜タン千幸さんと私マリアンで楽しくタラタラ歩く。「浜タン」のハンドルネームは「横浜のたんぽぽオムレツ」の略だそうだが、はじめての私を緊張させないで、ふわっと包み込んでくれるステキな人だ。「うら若き女三人(?)を置いてきぼりにするなんて〜ぇ」とグチリながら、のんきに下る。最後の最後で、千幸さんが手を蚊にかまれた。ヤッホー紅隊で一番おいしいところを、山の蚊は見逃さなかったところが憎い。13時25分、スタートから9432歩で、無事に下山。

 当初の計画だとちょうど滝子山の山頂付近にいる時刻、大月市街の正体不明の神社で昼食をとる。食後の楽しみは「湯沸し隊」のコーヒーだ。今回は元祖小原流家元のショースケさんが本領を発揮、三代目時宗さんも家元をたてながら淹れてくれ、おいしいコーヒーで、気分は山頂。
左手首怪我
カゲロフから左手首の手当てを受ける隊長
14時47分、大月駅から八王子へ。車内はすいていて、もうしゃべり放題。八王子に着くと、「風呂に二千円かよぅ」とゴネぎみだったウ〜ノさんも仲良く「八王子やすらぎの湯」に、西南さんも上海からかけつけ長〜湯に合流。
 ところがさんの左手に異変が! 以前痛めていた手首を山でまた痛め、長湯が悪かったのか、激痛が走って動かせなくなってしまたのだ。カゲロフさんの付き添い(旦那?と間違えられた)で救急病院に急ぐ。ほかのメンバーは主なきまま、西南さんご夫婦の壮行会をぼちぼち始める。西南さんから心のこもった上海土産をいただき、宴会のみ参加の酒豪モトちゃんもいっしょに盛り上がる。そうこうするうちさんが、いつもの笑顔をとりもどして戻ってきた。病院を三つもハシゴしたそうだ。軽い脱臼ということで「骨折り損」ではなかった。ということで、めでたく乾杯! 
(
文責;マリアン、写真&編集;ウ〜ノ)
紅とマリアン
西南夫妻
紅隊長(後方)とマリアン
西南さん、千幸さん、上海でもお幸せに!
後日談;二日ほどで嘘のように良くなっています。今は一応ギブスのようなものをあてていますが、それも4,5日でとれるとのこと。ご安心してください。紅
文責;マリアン、写真・編集;ウ〜ノン


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