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宇宙

若田さんの宇宙放送(NHK BS)の司会では、かなり専門的なことまですらすらお話ししていましたが、1994年から科学技術庁参与となり、(財)日本宇宙フォーラムの理事をなさっているそうで、種子島の宇宙センターや筑波のNASDAも視察されている。
紅さんは幼い頃、宇宙の神秘に魅せられ、テレシコワさんの「私はカモメ」に感動して、将来は宇宙飛行士になりたかったという。 実はこの私(ウ〜ノ)も小学生の頃「天体と宇宙」(野尻胞影)を愛読し、アポロ11号の月着陸に胸をときめかせたこともあったのです。

他の場面はここをクリックして。

今回は,向井さんの飛行をビデオ化したものと、講談「宇宙へ飛ぶ心」をドッキングさせて語っている。これはホルスト作曲の「惑星」をバックに星之助の案内でスペースシャトルに乗って太陽系を旅するというもの。素晴らしい音楽とスライドにあたかも場内は宇宙空間を行く宇宙船のようだった。張り扇をひと叩きすると一気に時間と空間を越えて飛んでいく、これぞ紅講談の真骨頂だ!
またかなり専門的な講談「ロケットの歴史」も作っているが、これは寄席では聞くことができない逸品だ。次は21世紀に誕生する宇宙ステーションを舞台に宇宙の素晴らしさを講談で語ってもらうことも夢ではない。
2000年4月国立演芸場にて


記事紹介

 1. マガジントリップ 天文雑誌  

 『スカイウオッチャー』 (1999年 紅記)

1999年9月朝日新聞夕刊より
ヨーロッパの皆既日食で盛り上がった夏も終わり、いよいよ今年(1999年)の秋の夜空は「木星」と「土星」の天下だ。
天文誌「スカイウオッチャー」10月号は、やはり表紙からこの二大惑星の迫力あるイメージ画で始まり、巻頭特集では両惑星のプロフィルや発生メカニズムなどを、判りやすく説明してくれている。思い起こせば、世界初の女性宇宙飛行士テレシコワさんが「私はカモメ」と名文句を残したのは、私が11歳の時だった。それまではキュリー夫人に憧れて科学者になるつもりだったのが、とたんに宇宙飛行士に進路変更してしまったのだから、彼女が私たち世代に与えた影響は大である。ちなみに向井千秋さんは私と同い年。勿論その後の人生は、向井さんは医者になった上に2度の宇宙飛行を実現し、私は思わぬ軌道に乗って講談師になるという、比較するのもおこがましい違いがあるが・・・。
そんな訳で、現在でも「宇宙開発」には少々のめり込んでいて、6年前からは科学技術庁参与を委嘱され、〔財)宇宙フォーラムの理事も務めさせてもらっている。だが、天文の方は全くの初心者。写真やイラストが多くて読みやすいこの雑誌は、強い味方である。講談師として興味深いのは「星座博物館」のコーナー」。季節ごとの星座の物語、ギリシャ神話が載っていて参考になる。私が星や宇宙へ思いを馳せる時、いつも聴きたくなるのはホルスト作曲の「惑星」。その中で、木星には「快楽をもたらすもの」土星には「老年をもたらすもの」というサブタイトルガ付いている。今秋はこれらを聴きながら「木星」と「土星」を観るのもご一興。気分転換と安らぎが得られること請け合いだ。
 2. 科学コーナー『プラネタリウム』(ファンから応援の声)

天体ショーに来し方 行く末思う

 
2000年3月朝日新聞夕刊より
駅を降りるとひときわ目に付く空飛ぶ円盤。いや、これぞ渋谷名物、五島の仮想星空体験館でございます。太陽が西に沈むところから天体ショーの始まりだ。解説はユーモア入りの名調子。客との掛け合いまである芸人顔負けの面白さ。一瞬の間があって、見上げた空にはいつの間にか神話の世界が広がっていた。双子座の兄弟愛、オリオンの悲劇などの物語。「宇宙の果てを見ることは万物の始まりを見ること」の言葉に、自分の来し方行く末にまで思いを巡らせる。恋人同志に親子連れ、老夫婦の思い出話や親父のイビキもまた一興。つかの間の安らぎのひとときでございます。


花火お酒小惑星/神田紅