中国語の『講談』について 7世紀(574〜648年)、唐時代の学者、孔穎達の儒教 古典『礼記』礼運篇の「講信脩睦」の「疏(注釈)」に 「講とは談説なり」とあり、これに基づいて「講談」という語が敦煌文献の一般民衆を対象とした、佛教僧侶の 娯楽的講釈を呼ぶ言葉として書かれています。 ただし明治以降の我が国で盛んになる日本語としての 「講談」とは内容的にも大きく異なりますが、言葉 としては共通しています。 福永 光司さん(元京都大学教授)